最初に:
以下に記すデータは、すべて「eBASEBALL パワフルプロ野球2022 1.08版選手データ(いわゆる最終版)」に準拠します。
今季限りで引退(=来季データには未収録)の選手も含まれますので、ご了承ください。
突然ですがクイズを何問か出します。
・投手の中で最も低いミート、パワーの値はそれぞれいくつでしょう?
・全投手の送球ランクを統計したとき、
「送球D」「送球E」について正しいのはどちらでしょう?
A.「送球D」の選手の方が多い B.「送球E」の選手の方が多い C.同数
・投手の中で特殊能力「高速チャージ」を持つ選手は2人います。誰と誰でしょう?
・投手の中で次の特殊能力を持つ選手が一人ずついます。それぞれ誰でしょう?
1.「エラー」
2.「送球B」
3.「レーザービーム」
これでパッと分かったあなたは相当なパワプロマニアでしょうね。
ただ、そんなに有名な話じゃないと思います。(知っててどうなんだという話ではあると思いますが)
そこで、今回は「投手の野手能力」に注目して、セパ12球団に所属する全投手・423名*1の野手能力を全て打ち込み、データを取りました。
今回はそのデータを基になんとなく考えたことを書いていこうかなと思います。
また、記事の最後で今回の集計でできたデータの表(.xlsx形式)を公開しますので、更なる詳細が知りたい方はDLしてみてください。*2
1.弾道について
全投手のうち、弾道が「1」の投手は375名。全体のおよそ88.7%を占める数字です。
また、弾道が「3」の投手は秋山(阪神)、代木(巨人)、戸根(巨人)、藤嶋(中日)、上原(日ハム)の5人。代木、藤嶋の2人は甲子園での打の活躍が評価されての査定なんでしょうね。また、上原はパ・リーグ所属の投手の中では唯一の弾道「3」の投手ということになりました。
弾道「2」の投手はセ・リーグに25名、パ・リーグに18名いました。やはり投手も打席に立つことのあるセ・リーグの方が弾道の高めな投手が多いようですね。
2.基礎能力について
それぞれの基礎能力の平均値は以下の通りです。
個人的にはミート・パワーに大きな差が出なかったことに驚きました。
それ以外は両リーグでほぼ同じくらいということになります。
意外と守備力と捕球はE中盤くらいになるんですね。とはいえ、投手はあまり守備機会もないので当然と言えばそうか。
ちなみに、ミート・パワーの最小値はともに4*3でした。正直調べる前までは5が最小だと思ってました。
3.送球ランク、その他特殊能力について
「送球D」「送球E」の選手はなんと同数。
これは「送球E」がほぼデフォルトといって差し支えないのでは……?
ちなみに唯一の「送球B」は大瀬良(広島)が所持しています。
その他の特殊能力については、走力の高い(C以上なら全員)投手には「盗塁E」以下が必ずついていました。「高速チャージ」は福山(楽天)、吉田(日ハム)の2人、「エラー」は早川(楽天)が所持しています。セ・リーグ独自の要素としては、「バント○」の所持者が3名*4いました。
というわけで、このデータをまとめたファイルを公開します。まだ色々書いているので、DLして楽しんでみてください。
おまけとして、過去にまとめた「汎用フォームの投手一覧」を付属させておきます。
https://ux.getuploader.com/JP_nandemo/download/1
パス:tosyudata
もう書くことがないので終わりです。また会いましょう。
製作した選手の一覧はこちら。