初の実在NPB選手査定です。
【選手紹介】
アンダーソン・ホセ・エスピノーザ・ドミンゲス
投手 右投右打
1998年3月9日生まれ ベネズエラ出身
U.E. ホセ・マリア・エスパーニャ高等学校
レッドソックス傘下(2014 - 2015)
パドレス傘下(2016 - 2021)
シカゴ・カブス (2022)
パドレス傘下(2022 - 2023)
オリックス・バファローズ (2024 - )
2024年成績 4登板 4先発 27.0回 自責点1 防御率0.33 23奪三振 7四死球*1
日本最強のエース・山本と山﨑福也が抜けたオリックスにやってきたMLBの元トッププロスペクトにしてベネズエラ産山本由伸。来日当時は25歳と若いこともあって素材型と認識されており*2、山本・山﨑福の穴を埋めることが急務と思われることを考えると即効性の面で微妙なのではないかという意見も多少見受けられた*3。
しかしオープン戦で好投し先発ローテ入りを果たすと3月30日の開幕第2戦にいきなり先発登板、6回を無失点に抑えなんと先発転向で無双すると思われていたモイネロ(ソフトバンク)に土をつけるという活躍を見せた。
その後も先発ローテの一角として投げ、4月24日の登板を終えて27イニングを投げて自責点はわずか1、4試合連続QS・3試合連続HQSというまさかの大活躍。球団初となる「来日初登板からの4連勝」こそならなかったものの、防御率0.33という凄まじい成績を残した。しかしこれでも月間MVP確実とか言えないのヤバくね?
【能力】
【基礎能力】
球速→156キロ。オープン戦で記録。メジャー時代の最速は157キロらしいのでいいでしょう。
コントロール→E49。思っていたよりも全然いいしK/BBも3.83と優秀、各球種ごとのストライク割合も良好。でもなんとなくDはつけたくないのでギリギリEで。
スタミナ→C64。コンスタントに6~7回を100球近く投げられているのでとりあえずCは確定。このくらいでしょう。
球種→ツーシーム・スライダー・ナックルカーブの3球種で投球全体の8割を占める。他にはカットボール・ストレート・チェンジアップを投じる模様。
ツーシーム→投球全体の半分を占める。見逃し率がかなり高いこと、ストレートの割合が低いことやチェンジアップ以外の変化球が被打率などの面から外せないことを考慮してナチュラルシュートで代用。早くツーシームを第1ストレートに登録できるようにしてほしい。
スライダー→縦スラ。よく投げてるし被打率もいいし空振りも取れているので変化量は4。5でもいいのだが、パワプロのVスラは素の変化量が大きめに設定されているので抑え目に。
ナックルカーブ→被打率こそ現時点で球種別だと最も高い*4が、空振り率と奪三振数が1番高い他、ほかの球種と比較して唯一「空振り数>見逃し数」となっているため3。
カットボール→被打率も良好でいい球種なのは確かだが、上3つの球種に比べると投球割合も下がることも考慮し変化量は1。2でもいいとは思うが、ほかの球種との兼ね合いで。
ストレート→全体の3%しか投げていないことと、ツーシームをナチュラルシュートで代用したことからオミット。個人的に4球種が嫌いというのもある。
チェンジアップ→(さすがに1球しか投げていない球種をつけるわけには)いかんでしょ。
総変は8(ナチュラルシュートを球種1個分と考えると9)。ちょうどいい塩梅だと思います。
【特殊能力】
ノビC→ツーシームの強化。
回復C→別に問題ないと思う。
キレ〇→必要でしょうね。
ナチュラルシュート→前述の通り。
対ランナー〇→無走者時.207(58-12)、走者一塁時.100(20-2)は優秀。
ポーカーフェイス→常に打たれた直後みたいな顔をしている無表情なのが印象的なので。
ゴロピッチャー→GO/AOは1.74。中継を観ていてもバンバン三振を取りまくると言うより打たせてとる方が多い。
対ピンチD→ここまで被適時打ゼロだが、被得点圏自体が少なすぎるので据え置き。
対左打者D→対右.192(52-10)、対左.108(37-4)と対左成績は優秀だが、6四球が全て左打者相手なのを見るに投げづらさは感じているのだろう。よって対左は据え置き。一瞬Eでもいいかと思ったがさすがに被打率が良すぎた。
打たれ強さD→現時点でわかるわけが無いので据え置き。打たれ弱そうな顔はしてるけども
逃げ球なし→ここまで被本塁打ゼロだが、ゴロピッチャーあるので。
勝ち運なし→援護されている印象があるが援護率は4.66と別に特筆すべきではない数字……な気がする。実際にこの前の試合は勝ち消されてるわけだし。
球速安定なし→速球系で1番投げているツーシームの平均球速は149キロほど。来日してからも156キロが出ていることを考慮するといらないと判断。
クイックE→別にそこまで下手には見えないが……うーん……強いて言うなら外国人らしさ(おい)。
ケガしにくさE→メジャー時代にトミー・ジョン手術を受け、2シーズン程全休していた時期がある。Fでもよかったのかもしれない。
【パワター】
パワターに自信ニキではないですが、某博士リスペクトということで。
エスピノーザめっちゃ青柳に顔似てるやん
— うんち博士@パワプロブログ (@unchi_hakase) 2024年1月8日
改めて顔見て似てると思ったので、パワターは青柳ベースです。というかパワターの青柳が現実のエスピノーザに似ている。
【余談】
現時点ではめちゃくちゃええの獲ったわ!という感じですね。今後もローテの一角として活躍してほしいです。
初めてNPBの選手を製作しました。結構楽しいですね。今後も気が向いたらやります。
ただシーズン最序盤とはいえ現時点で無双しまくっているわけですし、もうちょっと夢見た査定でもよかったのかもしれないですね。
データは全てヌルデータ置き場様(https://nf3.sakura.ne.jp/)を参照しております。
P.S.平野さんは俺が中継観てると打たれがち。